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アドバイスコーナー

アドバイスコーナー①

SPORTING SPIRIT アドバイスコーナー Advice

様々なスポーツ競技のための用具には、
その競技の特性に合わせて各メーカーが研究を重ね、工夫をこらした
“スグレモノ”がたくさんあります。
一方残念ながら巷には“見かけだけの品”“安いだけの品”も数多く出回っているのが現状です。

各競技に本気で取り組んでいるアスリートの皆さんには、
その本気度(Spirit)に相応しい、優れた用具を使っていただきたい!

サイトではアスリートの皆さんのSpiritに応え、
その競技における使用にしっかりと適合する
本格的スポーツ用品を選りすぐってご紹介いたします。

尚、スポーツ用品は本来、サイズや色などの微妙な違いを確認できる点、
そしてアフターケアという面からも、
できればお近くのお店で買っていただくのが理想です。
当サイトは、近くに取り扱っているお店がないなどの事情で、
地元では欲しい商品が手に入らない、という方々にご利用いただけたら幸いです。

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【お買い物】は左の競技アイテム別メニューをクリックしてください。
シューズやソックスやタイツなど、たくさんの商品をご覧いただけます!

陸上スパイクシューズについて

陸上スパイクシューズについて

まず、陸上スパイクは、使用する競技場のタイプ別に、
A.オールウェザー・アンツーカ兼用スパイク
B.オールウェザー専用スパイクの2種類に分けられます。

⇒A.は、土のグラウンドでも使えるスパイクのため、練習でも試合でもスパイクピンを交換することで使用することができます。
⇒B.は、土のグラウンドでは使えないスパイクのため、(いつもオールウェザーで練習しているというラッキーな人たちを除けば)通常、試合専用ということになります。
※B.は、土のグラウンドで使わないことを前提に、「耐久性」を落としても「軽さ」を優先させているような部分があります。試合専用で使う場合にはその「軽さ」が武器になりますが、日々の練習に耐えるだけの「耐久性」は無いといえます。

練習用のスパイクを別に持っているなどの理由で、土のトラックで使う可能性が全く無いという場合には、オールウェザー専用モデルも候補になりますが、少しでも土のトラックで使う可能性がある場合には、オールウェザー・アンツーカ兼用モデルを選ぶべきでしょう。

陸上スパイクシューズについて

次に、陸上スパイクは、競技種目別に、

  1. 短距離用
  2. 短・中距離用
  3. 中・長距離用
  4. トラックオールラウンド用
  5. フィールド種目用 といった分け方ができます。

かかとの形状、プレートの素材や長さ、ピンの数や配列、など、どんな種目に向けたスパイクかによって様々な要素が違ってきます。メーカーのカタログや当サイトの商品説明を参考に、種目に合ったスパイクを選びましょう。

初級者でまだ(トラックの)種目が決まっていないという人は、とりあえず4を選ぶのが無難でしょう。中・上級者になると、より種目に適した専門性の高いスパイクを選ぶようになります。1つのスパイクで複数の種目をこなす人もいますが、種目によっては兼用することができず、複数のスパイクが必要になる場合もあります。

アドバイスコーナー②

スパイクピン・アタッチメントについて

1.スパイクピンはまず、どんな場所で使うかによって分かれます。
A.土のトラック(アンツーカーの競技場やグラウンド)
B. 土のトラック(オールウェザーの競技場やグラウンド)

土のトラックは、比較的やわらかくてクッション性の高いトラック、ゴムのトラックは、やや硬くて反発性の高いトラックという特徴があります。
A.⇒しっかり刺さるように先端の尖ったアンツーカー用のスパイクピンを使用します。
B.⇒先端の尖ったピンでは体にかかる負担が大きかったりトラックの傷みが激しかったりするため、先端が平らで尖っていないオールウェザー用のスパイクピンを使用します。

2.次にスパイクピンはどんな種目を選ぶかでピンの長さが違ってきます。

  • 短距離 ⇒ 標準は、アンツーカ 12mm / オールウェザー 8mm
  • 中距離 ⇒ 標準は、アンツーカ 9mm / オールウェザー 7mm
  • 長距離 ⇒ 標準は、アンツーカ 6(7)mm / オールウェザー 5mm
  • 跳躍系 ⇒ 標準は、アンツーカ 9(12)mm / オールウェザー 9(8)mm
  • 槍投げ ⇒ 標準は、アンツーカ 9(12)mm / オールウェザー 9(11)mm

※ただし、上記の長さはあくまで各種目における標準であって、グラウンドの硬さ・競技経験・競技場や大会の規則など、様々な要素で変わるものです。

3.アタッチメント・レジナスクロウについて
陸上のスパイクシューズには、アタッチメントレジナスクロウと呼ばれるパーツがあります。ゴムのトラックで表面がデコボコしている場合(トッピングトラックとかチップ散布型トラックとか呼ばれます)に、グリップ性や安定性を高めるために使うものです。
保護用アタッチメントレジナスガード)は、アタッチメント(レジナスクロウ)を取り付けるための台座を、土のトラックにおける磨耗・損傷から保護するためのパーツです。
つまり、アタッチメントは、本来、「ゴムのトラック」しかも「表面デコボコ」しかも「グリップや安定性を高めたい」場合に限って必要になるものです。そして、「ゴムのトラックでアタッチメントを使う人」が「土のトラックでもそのスパイクシューズを使用する」という場合に、保護用のアタッチメントが必要となるのです。
ただし、「現在はアタッチメントを使用していないがこれから使うかもしれない」「とにかくシューズの底は保護しておきたい」といったお考えの方も、土のトラックでの練習時に、とりあえず保護用のアタッチメントを使っておくのもよいかもしれません。

競技場によってはスパイクピンの形状・長さを指定している所があります。競技場の指定に従ってご使用ください。

4.アタッチメントとスパイクピンの関係

  • アタッチメントを使用する場合⇒黒(ミズノ)や金(アシックス)のピン
  • アタッチメントを使用しない場合⇒シルバーのピン

黒や金のスパイクピンは、アタッチメントや保護用のアタッチメントをシューズとの間に挟むために、その厚さの分だけネジ山が長くなっています。
そのため、アタッチメントをつけないのに黒や金のピンを使った場合、ネジの長さが余るため、ネジがプレートから突き出てしまうなど、破損の恐れがあります。
また、アタッチメントをつけてシルバーピンを使った場合、ネジの長さが足りないため、ネジ穴が破損する恐れがあるとともに、ピンが外れやすくなってしまうこともあります。

※アタッチメントに関するトラブルを避けるためには、
アタッチメント類を(シューズとの間に)「挟む場合」には黒や金のピン
「挟まない場合」にはシルバーのピン
と覚えておくとわかりやすいと思います。

5.諸注意
※ スパイクピンの取り付けの際には、最初にハンドルを使わずに指でスパイクピンが軽く止まる位置まで回し、スパイクピンが垂直に入っていることを確認したのち、ハンドルで最後までしっかり締めてください。
※ ご利用前は必ずスパイクピンを締め直してください。緩んだ状態でご使用になりますと、スパイクピンの脱落やナットネジ部の破損などの原因となり危険です。
※ スパイクシューズのソールが磨耗し、スパイク保持ナットが磨耗により少しでも露出した場合は、スパイクシューズのご使用を中止し、買い換えてください。スパイクピンの保持能力が著しく低下し、脱落・破損などの原因となり危険です。
※スパイクピン・アタッチメントなどのパーツは、必ずスパイクシューズと同一メーカーのものをご使用ください。

競技場によってはスパイクピンの形状・長さを指定している所があります。競技場の指定に従ってご使用ください。

アドバイスコーナー③

アップシューズの選び方

パワー系のアップシューズ例

アップシューズと呼ばれるものには、大きく分けて、

  1. 【パワー系のアップシューズ】 と、
  2. 【スピード系のアップシューズ】 があります。

1. は、クッション性と安定性を重視したシューズ。
ソールが厚く、シューズ全体のサポート性も高く、足の保護に優れています。

2. は、スピード性と軽量性を重視したシューズ。
ソールが薄く、シューズ全体のサポート性も低くなりますが、軽量で速い動きの練習に適しています。

スピード系のアップシューズ例

練習内容によっても異なりますが、一般的に初級者の方や筋力に自信の無い方の場合、まずは軽さよりもクッション性・安定性・サポート性が大切です。身体に負担のかかりにくい【パワー系のアップシューズ】を選ぶとよいでしょう。

筋力が発達した中級者の方は、スピードトレーニングに対応しやすい【スピード系アップシューズ】もしくは軽めの(中厚底の)【パワー系アップシューズ】を選ぶとよいでしょう。

上級者の方は、シーズンや目的によって使い分けている人が多いです。ハードな練習をこなす時には安全性を重視して【パワー系のアップシューズ】、スピードトレーニングには軽量性や屈曲性を重視して【スピード系のアップシューズ】といった使い分けをします。

≪参考≫
【スプリントトレーニングシューズ】について

短距離種目専用のトレーニングシューズとして、【スプリントトレーニングシューズ】と呼ばれるシューズがあります。グリップ性やホールド性に優れ、陸上スパイクに近い接地感が得られるため、スパイクを履かない短距離練習に最適なシューズです。一方、クッション性には乏しく長距離練習などのランニングには不向きですので、あくまで短距離練習専用の一足としてお考えください。