■スパイクピン・アタッチメントについて
1.スパイクピンはまず、どんな場所で使うかによって分かれます。
A.土のトラック(アンツーカーの競技場やグラウンド)
B. 土のトラック(オールウェザーの競技場やグラウンド)
土のトラックは、比較的やわらかくてクッション性の高いトラック、ゴムのトラックは、やや硬くて反発性の高いトラックという特徴があります。
A.⇒しっかり刺さるように先端の尖ったアンツーカー用のスパイクピンを使用します。 B.⇒先端の尖ったピンでは体にかかる負担が大きかったりトラックの傷みが激しかったりするため、先端が平らで尖っていないオールウェザー用のスパイクピンを使用します。 2.次にスパイクピンはどんな種目を選ぶかでピンの長さが違ってきます。 ・ 短距離 ⇒ 標準は、アンツーカ 12mm / オールウェザー 8mm ・ 中距離 ⇒ 標準は、アンツーカ 9mm / オールウェザー 7mm ・ 長距離 ⇒ 標準は、アンツーカ 6(7)mm / オールウェザー 5mm ・ 跳躍系 ⇒ 標準は、アンツーカ 9(12)mm / オールウェザー 9(8)mm ・ 槍投げ ⇒ 標準は、アンツーカ 9(12)mm / オールウェザー 9(11)mm
※ 但し、上記の長さはあくまで各種目における標準であって、グラウンドの硬さ・競技経験・競技場や大会の規則等、様々な要素で変わるものです。 3.アタッチメント・レジナスクロウについて
陸上のスパイクシューズには、アタッチメントとかレジナスクロウとか呼ばれるパーツがあります。ゴムのトラックで表面がデコボコしている場合(トッピングトラックとかチップ散布型トラックとか呼ばれます)に、グリップ性や安定性を高めるために使うものです。 保護用アタッチメント(レジナスガード)は、アタッチメント(レジナスクロウ)を取り付けるための台座を、土のトラックにおける磨耗・損傷から保護するためのパーツです。 つまり、アタッチメントは、本来、「ゴムのトラック」しかも「表面デコボコ」しかも「グリップや安定性を高めたい」場合に限って必要になるものです。そして、「ゴムのトラックでアタッチメントを使う人」が「土のトラックでもそのスパイクシューズを使用する」という場合に、保護用のアタッチメントが必要となるのです。 但し、「現在はアタッチメントを使用していないがこれから使うかもしれない」「とにかくシューズの底は保護しておきたい」といったお考えの方も、土のトラックでの練習時に、とりあえず保護用のアタッチメントを使っておくのもよいかもしれません。
4.アタッチメントとスパイクピンの関係 アタッチメントを使用する場合 ⇒ 黒(ミズノ)や金(アシックス)のピン アタッチメントを使用しない場合 ⇒ シルバーのピン
黒や金のスパイクピンは、アタッチメントや保護用のアタッチメントをシューズとの間に挟むために、その厚さの分だけネジ山が長くなっています。 そのため、アタッチメントをつけないのに黒や金のピンを使った場合、ネジの長さが余るため、ネジがプレートから突き出てしまう等、破損の恐れがあります。 また、アタッチメントをつけてシルバーピンを使った場合、ネジの長さが足りないため、ネジ穴が破損する恐れがあるとともに、ピンが外れやすくなってしまうこともあります。 ※ アタッチメントに関するトラブルを避けるためには、 アタッチメント類を(シューズとの間に)「挟む場合」には黒や金のピン 「挟まない場合」にはシルバーのピン と覚えておくとわかりやすいと思います。
5.諸注意
※ スパイクピンの取り付けの際には、最初にハンドルを使わずに指でスパイクピンが軽く止まる位置まで回し、スパイクピンが垂直に入っていることを確認したのち、ハンドルで最後までしっかり締めてください。 ※ ご利用前は必ずスパイクピンを締め直してください。緩んだ状態でご使用になりますと、スパイクピンの脱落やナットネジ部の破損等の原因となり危険です。 ※ スパイクシューズのソールが磨耗し、スパイク保持ナットが磨耗により少しでも露出した場合は、スパイクシューズのご使用を中止し、買い換えてください。スパイクピンの保持能力が著しく低下し、脱落・破損等の原因となり危険です。 ※ スパイクピン・アタッチメント等のパーツは、必ずスパイクシューズと同一メーカーのものをご使用ください。
競技場によってはスパイクピンの形状・長さを指定している所があります。競技場の指定に従ってご使用ください。
|